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フィッシュアイレンズ

パリの地下鉄を魚眼レンズで撮る

フィッシュアイレンズ(魚眼レンズ)の特徴は、もちろん180度のイメージサークルだが、外周に収束点が作られる点も忘れてはいけない。

これはパリの地下鉄をスローシャッターで捉えた作品。

フィッシュアイレンズで撮影すると、長い地下鉄の車両は、こんなふうに左右にすぼまって表現されるのだ。

どことなく目のようにも見え、あるいは唇のようにも見えるのが面白いところ。

この作品のポイントは、なんといっても撮影のタイミングにある。

1秒以上の露出時間の間に、地下鉄の車両がどんな動きを見せるのかを予想し、さらに車両を透過して表現されるモチーフの浮かび上がらせ方を計算してシャッターを押す。

するとこんなふうになんとも不思議な作品が出来上がるというわけだ。

フィッシュアイレンズの旅はまだまだつづく・・・。

教会はフィッシュアイレンズの独壇場③

フィッシュアイレンズ(全周魚眼レンズ)を使うときは、画面の下側の構図を先に決めていくと、意外と絵が作りやすい。

このカットの場合も、まず全周魚眼レンズに適したシンメトリー構成の空間を選び、さらに正面の祭壇の床にサークル状の模様が描かれていたので、そこをひとつのポイントして画面下側の構図を決めている。

見る人の視点も円形視野の下側に集まるため、下側の構成に注意をはらうことで全体としての安定感をつくっていく。

8mmレンズを使う場合のひとつの目安だ。

教会はフィッシュアイレンズの独壇場②

フィッシュアイレンズ(全周魚眼レンズ)をフルサイズのデジタル一眼レフカメラで使うと誰もが実感することがある。それはフィッシュアイレンズでシンメトリーの被写体(空間)を撮影するのは、実は構図的に非常に容易で、簡単に絵になる写真が撮れるということ。

ところが、画面の中のバランスを大きく崩した場合、カメラマンは180度の空間の中に写り込むあらゆるモノたちの整理整頓を頭の中で瞬時に行いながら、現実の世界ではあり得ない超歪の世界で、構図を作っていく作業を強いられることになる。

最初のうちは、何を撮っても絵にならず、焦点距離8mmのレンズをカメラボディーに付けたまま、ひたすら街を歩くだけで一日が終わってしまう。

最近僕は海外にはフィッシュアイレンズだけを装着したEOS 5Dを必ず持っていくことにしている。フィッシュアイレンズで一日にどれだけシャッターを押せるか、ちょっとした訓練みたいなもので(笑)、ファインダーの中でびしっと構図が決まった瞬間は、実に気持ちの良いものだ。

2月9日から12日にパシフィコ横浜で開催された「CP+」では、キヤノンの円周魚眼ズームレンズ「EF8-15mm F4L フィッシュアイ USM」に注目が集まっていたが、今年は丸い画面の写真がネット上を賑わすこと請け合いだろう。

教会はフィッシュアイレンズの独壇場①

ステンドグラスに彩られた天井の高い教会は、魚眼レンズ(フィッシュアイレンズ)に非常に適した被写体のひとつだ。

天井を見上げてシャッターを押せばそれだけでシンメトリーの美しい作品が出来上がる。

また、こんなふうに一番後ろから椅子を入れて大きく天井を見上げるショットも、教会なら実に絵になるところ。

パリに行くならフィッシュアイレンズは必携ですぞ。

(つづく・・・たぶん)

マウナケア山とマウナロア山

今月2度目の海外ロケはいつもながらのハワイ島。

普段は殆どマウナケア山頂での仕事ばかりだが、今回はハワイ島で2番目に高い標高4170mの「マウナロア山」での撮影だった。高山に居ながら目の前にマウナケア山がみえる風景は、慣れないせいかどこか違和感を感じつつも実に新鮮な気分だった。

撮影場所は標高3400m付近なので、いつもよりはずっと低い場所。それでも富士山の9合目とほぼ同じ標高だ。今回は高山に登るのが初めてのスタッフが多くいたため、高山病が非常に心配だったのだが、多少動悸が早くなって苦しそうではあったが、全員無事に撮影をこなすことができ、本当によかった。

これまでもマウナケア山での撮影では、撮影直前に高山病の症状が出て、下山をやむなくしたスタッフがかなりの数いたので、本当に心配だった。高山病の症状がでたら、その場でできるのは応急処置の酸素吸引くらい。治療方法はなく、直ぐに安全な高度まで下山しなければならない。

現地コーディネーターや技術スタッフが撮影前に下山するという頭をかかえたくなるトラブルを何度も経験している僕にとっては、なによりスタッフの体調が心配。大抵の場合、到着後すぐは皆元気いっぱいなため、過信してガンガン働いてしまう。その結果、頭痛からはじまり嘔吐、めまい、末端の痛みなどが急に襲い、あっと言う間に高山病患者と化してしまうところが危険なのだ。

最初からなんとなく頭がボワッとした感覚をもった人は、その後も注意をするので意外と大丈夫。ダメなのは最初からなんの症状もない元気なスタッフ・・・。

今回は、ハワイ島の4000m級の高山「マウナロア山」と「マウナケア山」の両方で撮影を行うという貴重な経験をさせていただいた。

もちろん、マウナケア山頂から眺めるサンセットの美しさには、いつもながらただただため息が出るばかりだった。

さて、2月9日から12日までパシフィコ横浜で行われるカメラ機材の展示イベント「CP+」出展のため、今週末はその準備作業に追われている。あの美しい景色は、すでに遠い記憶と化してしまったのが、なんだか寂しいな。

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