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マウナケア

マウナケア山頂

マウナケアの朝焼け(The morning glow of Mauna Kea)

夜通し行われたすばる望遠鏡の観測は、朝焼けとともに終了した。

機材をかたずけるためにドームの外にでると、東の空の地平線低く淡い朱色の光が横方向に広がり始めていた。

満天の星と朝焼けの光を同時に見ることができる不思議な場所…。

マウナケアの朝焼けは、天文学者たちだけのご褒美だ。

マウナケアの風

ハワイ島の最高峰「マウナケア山」。

標高4205mのこの山頂には、いつも風が吹いている。

大地を足で踏みしめながら、上空4200mの風を感じる不思議。

寒さと強風に身を縮めながら、真夜中に吹くマウナケアの風を受け止め、シャッターを。切る。

イズラエル・カマカヴィヴォオレ(Israel Kamakawiwo’ole)

マウナケアのロケの後半は、オアフ出身のロコドライバーが4DWバンのハンドルを握っていた。

話せる日本語が「じゃぁ、また!」だけという不思議なハワイアン。

必然的に会話は英語。お互いの好きな食べ物や好みの女性のタイプ(こんなのばっか盛り上がる!?)、日本語とハワイ語を教え合う、などなど、まぁどうでもいいことばかりだった。

上弦の月が西の空に傾いたころ、僕は何気なく音楽の話題をふってみた。

「IZって知ってる? ハワイアンのミュージシャン!」

「イズ? ・・・あぁ、イズラエル・カマカヴィヴォオレね! あなた彼を知ってるの?」

「僕の事務所では、ほぼ毎朝、彼のCDがかかっているよ。 大のお気に入りさ。 そうそう”相撲の歌は知ってる?”」

そう言ってその歌のサビの部分を口ずさみ始めたんだ。すると彼もうれしそうにユニゾンしてきた。標高4200mの外気は震え上がるほどの寒さ。月明かりの夜空の下で、僕らは口ずさんだ。

「♪アケボノ~ムサシマル~アンド、コニシキ~♪」

外は風速15mの強風。その中で三脚を構え、唄いながら超高感度カメラNC-R550a(www.emccd.net)で夜空を撮り続けた。

歌はいいねぇ、言葉の壁もあっという間に取り払ってしまい、一気に心が近付ける。

このユニゾンをきっかけに、彼は自分のことをいろいろ話してくれた。かつてキャンプ座間でアーミーをやっていたこと。神戸の大震災の現場に出動し、いくつもの遺体を運んだこと、など…。

「OK!今夜の撮影はザッツ・オールだ!」

お互いのメールアドレスを交換し合い、僕はマウナケアをあとにした。

フィッシュアイ全周魚眼レンズ(Fish-eye Lens)

午前3時すぎ、月が沈んだ。

満天の星空…。

それまでカメラにつけていた望遠レンズから、フィッシュアイレンズ(Fish-eye Lens)に付け替え、天空に向けてシャッターを切った。

頭上を流れる天の川が紡錘状の構造を持っていることがよくわかる。

画面の左下から右上の天の川まで伸びるうっすらとした光の帯は「黄道光(おうどうこう)」だ。

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