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   「いせや」プレオープン?
2008/05/29(Thu)

老朽化にともなう建て替えのため、2006年9月25日に惜しまれつつ閉店した「いせや総本店」の旧店舗。

工事が始まり、いつのまにかそびえ立つビルに様変わり。

工事中は、1、2F部分は壁にかこまれて改装中の店舗の様子は全く分からない状態だったが、今年の5月にはいるとその壁も取り払われ、新生いせや総本店の外装があらわになった。

旧総本店の風情は面影はなく、こぎれいなビルテナントの焼鳥屋・・・意地悪く言うと、そんな印象だ。

「こんな情緒もない店舗で、かつてのファンたちの心はつなぎとめられるんかい?」

と余計なお世話と思いつつ・・・


そして昨日・・・

仕事帰りに店舗の前を通りかかると、いくつもの赤ちょうちんに灯がともり、店はサラリーマンたちの姿でごった返していた。

(むむむ!?オープンは6月ではなかったんか?)


詳細は不明だが、もしかしたら工事関係者かなんかを招いてのプレオープンだったかも。

そうすると、これまでオフィスのすぐ近くで営業していたプレハブの仮店舗「いせや」は、もうなくなるんだなぁ・・・。

夜食に「いせやの焼き鳥」っちゅうスタイルがなくなってしまうのはちょいとさびしいけれど、新生「いせや総本店」もせいぜい繁盛して、吉祥寺が盛り上がってくれれば、うれしいよね。

すっごく安いけどね、焼き鳥。

超ウマいわけではない。

でも、なんとなく、上野駅前の「聚楽台」のように、古き良き吉祥寺のランドマークとして、これまでも、そしてこれからも、いせやファンが押し寄せるんだろうなぁ。

グランドオープンの日には、ちょっと並んでみよっかな!(笑)



   いまさらながら…ホームズ彗星
2007/11/07(Wed)

天文ファンの誰もが驚いたホーム彗星のアウトバースト現象。

10月23日、17等星の明るさで太陽から遠ざかっていたホームズ彗星。

17等星といえば、普通の望遠鏡では存在を確認することも難しい明るさだ。

それがわずか2晩の間に、2等星にまで大増光したのだ。
その原因が、アウトバースト現象と呼ばれるもの。

2等星という明るさは、オフィスのある吉祥寺の夜空でも肉眼でその存在を確認できる明るさ!

双眼鏡を使えば、まあるいぼーっとしたその姿を簡単に見つけることができる。

現在ホームズ彗星は、ペルセウス座に位置しているため、ほぼ一晩中見ることができる。
興味のあるかたは、ぜひ双眼鏡をもって、北の高い空を見上げてみよう!



   スーパーマーケットで暮らすの巻
2007/11/06(Tue)

長崎のとあるスーパーマーケットでドキュメンタリーのロケをしていた。
朝から晩まで、ある主人公を密着撮影するという内容で、僕らは2日間にわたってスーパーマーケットの食品売り場に、住んでいた(!?)

食品売り場でロケは随時続けられる。

つまり食事に出たりすることは困難で、必然的に食品売り場のお惣菜売り場で買出しをすることになる。
ほかの選択肢はない(笑)

飲み物も、もちろん食品売り場で調達。

コンビニで147円のペットボトルも、そこではすべて97円。
しかも、たまたま全品10%オフのラッキーデーに奇しくも遭遇した日には、何を買っても1000円を下回ってしまう。

「よし!次の飯は、めちゃめちゃ贅沢するぜ!」

などと誓って挑んでも、食品売り場で1食当たり1000円オーバーは、夢のまた夢・・・

寿司のパックを複数組み合わせなければとても達成できない数字なのだ。

しかも夕食の時間が少し遅くなれば、陳列される弁当やお総菜やちはたちまち”見切り品”扱いとなり、”半額”の赤札が貼られてしまうから、1000円オーバーは不可能・・・。

むー、恐るべしスーパーマーケットの食品売り場!

しかも、食品売り場で買った弁当をレジ横のスペースで食いつくす撮影スタッフたちは、もはや食品売り場に”住んでいる”といっても過言ではない。

トイレだって、レジから数十歩で到達できてしまう。

パンが食べたければ、焼きたてのベーカリーまで数十歩。

おいしい日本茶やケーキ、ソフトクリームだって、数十歩。

恐るべし”食品売り場”!


食品売り場に住むにあたって、困ったことが一つだけある。

それは、寒いこと。

冷蔵装置がぐるりと取り囲む食品売り場は、室温が必然的に低くなる。

クライアントや代理店の方々は、隣のホームセンターで携帯カイロを買ってしのいでいたほど、だ。

でも、食品売り場は面白かった!

主婦でもない限り、あそこまで食品売り場に入り浸ることは、あとにも先にもこのロケが最後だろうなぁ、と思いながら、長崎を後にしたのだった。

それにしても、まったく長崎にいた実感がないぞぉ!



   子役の礼儀
2007/10/25(Thu)

今週は連日早朝からのロケ続きで、ちょっと寝不足(笑)

天候不良で2回も延期を余儀なくされた、東京アクアライン「海ほたる」でのドラマのオープンロケもようやく実施!

快晴の青空が必須条件だったこともあり、粘りに粘ったかいがあった素晴らしい天候のもと、撮影ができた。

ところで、僕はなぜだか毎回のように子役に愛され(笑)、撮影の合間になるとアクロバティックな戦いを挑まれてしまう。

男の子は勿論、女の子にも、だ。

仲良くなるのはとっても良いことなんだけれど、子供は遊びでも本気で向かってくるので、うっかり油断するとみぞおちに強力な頭突きやパンチをくらったりする危険もあるので要注意だ。(笑)

今回の子役は小学年生の男の子だったのだが、空手の型をやっているらしく、カメラ待ちになると、キック&パンチの嵐!

でも、遊びが終わると本当に驚くほど礼儀正しく躾けられていて、こちらが恐縮してしまうほど。

子役をつかった撮影は、お母さんの協力なくしては成立しないないだけに、毎回頭が下がる思いだ。

自分があの年の頃って、いったいどんなこどもだったんだか。

少なくとも宇宙人だったんだろうなぁ?



   東京モーターショー
2007/10/10(Wed)

今、駆け込みで制作してるのは、10月27日(土)から幕張メッセで開催する東京モーターショー用の映像。

トヨタ、ホンダ、ニッサン、マツダ、スバル、ミツビシなどなど車メーカーはもちろん、自動車用の重要パーツを作るメーカーも数多く出展するイベントだ。

今制作中の映像は、その会社がなければトヨタやホンダが車を生産できないほど重要なパーツをつくるとある企業のプロモーションビデオだ。

驚くほど高い技術をもちながら、担当者は非常に控えめ。
もっと表に出てガンガンアピールしてほしいほど、誠実で実直な技術メーカーだ。

その小さな部品を手に、僕らに向かって誇らしげに製品の説明をしてくれるメーカーの担当者をみていると、ものづくりで世界の最先端を突き進む日本人の誇りを彷彿とさせる。

僕はなんだかとても幸せな気持ちで、手渡された小さなその部品をいつまでも眺めていた。



   モグラマシンにみる日本の土木技術!?
2007/10/05(Fri)

今週は、都内某所の地下トンネル内でロケを実施した。

地下鉄が走るさらにその下に、巨大なトンネルがあること自体、僕は全く知らなかった。

トンネル堀りは、トロッコにのった職人さんたちがツルハシとダイナマイトでガンガン掘り進めるものだとばかり思っていたが、都会の地下でそんなものぶっぱなしたら確かに大事故になるわな。

今時は、シールドマシンとよばれる掘削装置でほぼ全自動で掘って行くらしいんだ。

まさに巨大なカッターの歯をもったモグラマシン!

しかもこのモグラマシンは、掘り進めながら自動的に穴の四方にどんどん壁を作っていってくれるというから長生きはするもんだ。(笑)

だから、掘削中のトンネル内には、ほとんど人間がいない!
地上に作られた中央制御室で、コンピュータによる自動制御&監視を行なうという。

日本の土木ってスッゲー!!!!

って、調べてみたら、東京湾アクアラインも、海底を自動モグラマシンでグイグイ掘り進んで穴を開けたらしい。

海ほたるの東京側の端っこのエリアに、トンネルを掘りきったモグラマシンの巨大なカッターの歯がモニュメントとしていまも飾られている。

海ほたるにいったら、「海ほたる焼き」ばかり食ってないで、アクアラインを掘ったその巨大カッターのモニュメントを目の前に、是非日本の土木建築のすごさに思いを馳せてみてみよう!

ちなみフランスとイギリスを繋ぐ海底トンネルも、日本の自動モグラマシンで掘ったらしいぞ。

むー、恐るべし日本の技術!

(T)



   仲秋の名月の晩に
2007/09/25(Tue)

今日は、夕方から都内のオフィスビルで次回作品の打ち合わせだった。

会議が終わったのは19時過ぎ。西の空にはまぶしく輝くまぁあるい月が輝いていた。

「今夜は中秋の名月ですね。ご自宅でお月見しなくちゃね!」
駅までの帰り道で、僕は横を歩く代理店プロデューサーへ何気なくいった。

すると彼は
「へーそうなんですかぁ、全然知りませんでした。・・・で”かぐや”は今どの辺ですかねぇ?」

「は?」とキツネにつままれたような顔で立ち止まってしまった僕。

「今、かぐやはどの辺かなぁーっと思って」


何度目かのクエスチョンマークの後、漸く僕は彼の質問を理解した。
(あっ、”か・ぐ・や”かぁ、先週H-IIAロケットで打ち上げられた日本の月探査機のことかぁ)


「そうですねぇ、詳しいことはわかりませんが、ひとつ間違いなくいえることは、あの辺を飛んでます!」

といって満月近くの中秋の名月を指差した。

「フフフ・・・なるほど、それは確かな回答ですね」
と受け流されてしまったが・・・。

”かぐや”という呼び方にはどうもまだピンとこないんだ。
かぐやの名がつけれれたのはずいぶん最近のことだ。
それまで僕らはこの計画を「セレーネ」と呼んでいたから。

セレーネの番組も3年前に作った。

つくば市にある宇宙センターーで開発中のセレーネ(じゃなくて、かぐや)も撮影し、開発研究者に何人もインタビューした。

まぁ、「かぐや」というネーミングは一般の人になじみがあってよいのかもしれないが、そんなわけで、なかなかピンとこない。

月探査に関してはアポロ計画以来のビッグプロジェクト。

実は、かぐやには、NHKとJAXAが共同開発したハイビジョンカメラも搭載している(レンズはフジノン製ね)。

計画が無事に進めば、このハイビジョンカメラが「地球の出」を撮影することになっている。

今から楽しみだ。

皆さんは、お月見、しましたか?



   夏のトラウマ
2007/09/06(Thu)

CMで「高校生クイズ」の番宣が流れる季節になった。

僕は、この時期になると、とてもつらい思い出がよみがえり、辛くなる。

今をさかなぼること”ん十年”前の夏の出来事。
高校生だった僕は、友人2名とともに、西武球場にいた。

エントリーしたのは、友人のS。
「高校生クイズに出ることになったから」
廊下ですれちがい様にSはそう言った。

もう一人のメンバーは、博学で頼りになる生徒会長のK。
Sは、地理が得意で雑学にも精通している。
そして、星や宇宙にことはおまかせの俺様だった僕。(当時ね、あくまでも)

(むー、このメンツなら、いいとこまでいけるかもしれぬ・・・)

こうして、灼熱の太陽を浴びながら、僕らは西武球場のスタンドで第一問をむかえたのだ。

基本的には2者択一問題。
わからなくても運さえあれば勝ち抜いていける。
気がつくと、お気楽3人組は、問題を次々に正解し、いつの間にかグラウンドに降りてクイズに挑んでいた。

ここまで絞られてくると、いやおなくTVカメラが僕らを追いかけるようになる。

そして、”あの問題”が出題された・・・。

「さて、予選突破まであと6組です!  では問題!(♪ジャジャン♪) アポロ11号が着陸した月では、地震が起こる。 マルかバツかっ!? (チッチッチッチッチッチッチッ…)」

Kが言う。
「やった!天体の問題!T君なら余裕だよね、よろしく!」

Sも言う。
「このタイミングで星の問題が出るなんて、俺達スッゲーついてるんじゃないのぉ!」

二人はニンマリした顔を僕の方に向けたまま、完全にお任せモードに突入している様子だった。

そりゃそうだ、ここまでSの地理や歴史とKの博学のおかげで勝ち進んできたというもの。ここで星好きの俺がいいとこみせなくてどーすんのぉ!

そして僕は、余裕の表情で進むべき方向を指さした。

「フフフ、答えは・・・”バツ”だっ! 走れぇー!!!!」


巨大なバツ印が描かれたエリアで、僕らは肩を組みながら、笑顔で回答を待った。

「Tがいてくれて、ホントよかったぜ!」

「ああ、まかせろよ。アポロ計画では地震計を持っていったのは確かだけど、結果は聞いたことねーから、バツに決まってるんだ」と、何の根拠もなく答えを導き出していた…僕だった。


そして、ついにその時が来た・・・。

「答えは・・・・」

(アッハー、余裕だもんね!)

「マルだーっ!」


(ゲゲゲゲッー!)

このとき、僕の方を振り返ったSとKの視線が、今でも忘れられない。

こうして、この出来事が、僕の夏のトラウマとなった・・・。

二人の友人たちの信頼を思いっきり裏切りった僕は、この日以来、天文マニアの看板を地中深く埋め去った。

この時期、運悪く日本テレビにチャンネルを合わせてしまい、あの”番宣”を目にしてしまうと、あの夏の切ない気持ちが鮮やかによみがえり、・・・辛くなるのだ。

オトシアナハドコニアイテイルカワカラナイ

ちなみに、SとKとは今でも良い友人関係がつづいているのでご心配なく。

ふたりとも太っ腹な男だったのだ!

あー、ほんと忘れられないんだよ、あの夏の出来事が、さっ・・・。

(T)



   ピクピクと匍匐前進
2007/09/01(Sat)

オフィスの裏には天然記念物に指定されている大ケヤキがあるのだが、今朝、ふと目をやったその木の根元で思わぬ輩と出会った。

その時、ヤツは、足元でピクピクと匍匐前進(ほくふぜんしん)していた。

僕が視線をおくると、ピタッとその動きを止め、枝葉を装う。

やがてふたたびピクピクと前進を始めた。

最初は、なんだかよくわからなかったのだが、しゃがみ込んでみるとそいつは”蓑虫(みのむし)”だった。

(蓑虫って真夏にいるんだっけ???)

ヤツは、蓑(みの)から身体を半分出しながら、ピクピクと前進する。

僕はロケの準備で通りかかっただけだったので、とりあえず機材を持って車両へ向う。

再び通りかかると、ヤツは、木の幹を垂直に登り始めていた。

僕らの知ってる蓑虫のすがたは、木の枝にぶらさがっているもの。

そりゃ、そこにたどり着くまでのアプローチがあるのは想像に難くないのだが、蓑虫の大移動を初めて目にして、ちょっとうれしいぞ!

でも、真夏にそんな格好で暑くはないのかいな?

(T)



   天体撮影用超高感度カメラのプロモーション
2007/08/31(Fri)

8月下旬は、天体撮影用超高感度カラーテレビカメラのプロモーションの仕事で、富士山スターフェスティバル、そして胎内星まつりに参加した。

富士山のイベントでは、あいにくの天候のため雲間から時々星が姿を見せる程度。あとは雷が光りっぱなしの状態で、超高感度カラーテレビカメラのデモとしてはお世辞にも良い環境ではなかった。

このカメラは、EM-CCDという次世代の超高感度デバイスを使用している。

これまで天体の撮影にしょうできるテレビカメラは、NHKの開発したHAPカメラ、もうひとつはイメージインテンシファイア(通称I.I)を使用したもので、どちらも撮像菅デバイスのカメラだ。

撮像菅は、取り扱いが難しく、強い光がレンズに入射するとデバイスが焼き付を起し、大きなダメージを負ってしまう。

一方、CCDやCMOSなどに代表されるデバイスは、”撮像素子”と呼ばれる。
EM-CCDもその名の通り撮像素子の一種のため、撮影中の夜空で雷が光っても使用できるという運用上の大きなアドバンテージかあるカメラだ。

先日、この超高感度テレビカメラのスペシャルWeb サイトがオープンした。

( http://www.emccd.net/ )

星好きのかたは是非とも、ムービーギャラリーをご覧いただきたい。

VGA収録ではあるが、一般運用可能なこれまでの超高感度カラーカメラとは一線を画す性能に、きっと驚かれることだろう。

ZEROでは、VGAを越えるハイクォリティーの超高感度撮影を得意としているが、この超高感度テレビカメラの登場で、少なくとも公開天文台や科学館などで、気軽にNHKライクな天体映像が撮影できるようになることは間違いない。

先日、新潟県胎内市胎内平で行なわれた「胎内星まつり」では、33倍の放送用レンズをつけたこの超高感度カラーテレビカメラを、ZERO所有の大型赤道儀に乗せ、天体の自動導入を行なうデモを実施した。

露天ブースの照明で明るく照らし出された会場の中にもかかわらず、M57やM27、M13、M31、M33などなどを次々にリアルタイム撮影し、来場者を驚かせた。

アマチュア天文ファンの中には、
「とうとうここまできちゃったんだね・・・。俺たちがこつこつやってきた銀塩写真はどうなっちゃうんだろう・・・」
とつぶやいていた方もいた。

そもそも写真の画像とビデオの映像を同じ土俵で比べること自体無理があるが、天体をビデオで動画として撮影する”天体ビデオ”というジャンルが、新たに登場したことは間違いないだろう。

「ホタルの光が明るすぎるカメラ」(笑)

近いうち、多くの公開天文台に導入されていけば、天体観測会のスタイルも大きく変化するかもしれない。


さて、明日からは栃木ロケ。

機材の確認しなくっちゃ!!

(T)



   流星群の夜
2007/08/13(Mon)

皆さんはご覧になりましたか?

そう、ペルセウス座流星群。

今年は月明かりに邪魔されないため流星観望には最適の条件が整っています。

12日の明け方近くには、1時間に60個以上もの美しい流星が見られました。

見逃した方も、まだチャンスはあります。
今夜も快晴です。
真夜中から夜明け前にかけて、30分でも構わないので、庭やベランダから夜空を見上げてみませんか?

東京の夜空でも、明るく美しい流れ星が夜空を横切る様子を、きっと見ることができるはずです!

周りに誰もいない真夜中。
自分だけの時間に流星と出会う・・・。

そんなとっておきの時間を味わってみては?



   プラネタリウムからのSOS
2007/07/12(Thu)

今週は、スタッフがプラネタリウム番組プログラミングのため、とある地方に出張中だ。

週も半ばを過ぎたころ、突然スタッフから暗い声で電話が入る。

「1.25のFDDがセクターのエラー続出でヤバイんだよねー」

(・・・知らん人にはなんのこっちゃ暗号かいな、という会話!)

プラネタリウムは、最新のコンピュータを導入したシステムがある一方で、20年近く前からメンテナンスを続けながら、古いシステムを脈々と使い続けている施設もある。

数年前までは、なんと8インチのフロッピーディスクが使われてたところもあるほど。8インチってLPレコードの一回り小さいくらいのサイズじゃん!?

そのちょっと前までは、タイピュータという打ち込み機が残っていたところもある。散孔テープという穴の開いた紙のテープを記録媒体にするシステムだ。


そんなわけで、番組を制作するプロダクション側では、そんな古いタイプのシステムに可能な限り対応しなければならず、今では買うことが困難な2DDの5インチのフロッピーを在庫としてストックしていたり・・・。

DOSで動くシステムが今もあるため、Windowsを使い慣れた現在では、プログラムの組み方やオペレーションを思い出すもの一苦労だ。

自治体は別として、企業で使われるPCでFDDを使うことは本当に少なくなった。使っていても、1.44というフォーマットだ。

出張中のスタッフからのSOSは、持参した旧タイプのノートPCで、1.25フォーマットしたフロッピーの読み書きが徐々に危うくなり始めてきた、という内容だったのだ。

急遽オフィスのクローゼットにしまっておいたバックアップ用の同型ノートPCを持ち出し、USB接続の外付けFDDを使えるようドライバーをインストール。さらにWin95用の編集用アプリケーションをインストールして、即日発送・・・で事なきを得たというわけだ。

そんなわけで、処分できない古いPCやアプリケーション、周辺機器たちが、オフィスの棚の奥で、じっと次の出番を待ち続けているのだ。

それにしても、5インチのFDDを動かすと、なんだかとてもノスタルジックな音がするよね!(って僕だけか!?)。



   吉祥寺オタク化計画
2007/06/29(Fri)

今朝、ついに「ヨドバシカメラ吉祥寺店」が開店した。
前日から泊まり込みで並んだツワモノもいて、9時半の開店時には1000人もの客が押し寄せていたとか・・・

スタジオの帰りにちょっと立ち寄ってみたが、秋葉原店に次ぐ売り場面積を誇るという店内は、それなりに探索し甲斐がありそうだ。

プロ向けの写真用品関連がちょっと弱い気もしたが、これまで新宿まで足を運んでいたことを考えれば、文句など言えまい!

それにしても、平日の昼間だというのに店内はものすごい人の数・・・。

ただ、気になったのは、メーカーや商社から自分の会社の商品の陳列や売行きをを確かめに来ていると思われる背広軍団。
入店証を胸につけた無駄に多い搬入業者たちの姿だ。

あちこちにたむろし、通路の中央でさえ仲間同士の雑談に花が咲く有様。

特に年配の上司風は最悪だった。
売場の場所や棚の位置が悪いだの、搬入スケジュールが最悪だったの・・・大きな声で店の文句をツラツラ・・・

さらにはお客とぶつかっても何も言わない・・・

あー、ヨドバシよ!
客商売とはこれいかに・・・
目標年商200億円は、こんな小さな綻びからくずれてゆくのではないか?

っとまぁ偉そうに文句のひとつも言ってみたものの、この立地と便利さは、それなりに恵みを与えてくれそうなことには違いない。

そうそう、何階の売り場だったか、しっかり”フィギュアコーナー”もあって、吉祥寺のオタク化計画が徐々に進むことは間違いなさそうだ(笑)

ちなみに、レストラン街のオープンは7月6日。

そのなかに「万豚記」の名前が連なっていたのを発見!
これでまた吉祥寺ランチのバリエーションが広がるのがうれしい限りだ!

(T)



   星座を見つけよう リニューアル
2007/06/11(Mon)

初心者の方に向けたサイト「星座を見つけよう」を久々にリニューアルしました。
http://www.zero-co.com/seiza/
…いえ、リニューアルも何も、更新自体が非常に久しぶりだったのですが!(笑)

今からかれこれ6年前、
星座について「ちょっと知りたい」と思った人に気軽に使ってもらえるサイトを目指して、
会社のWebスペースを借り、仕事の合間を縫ってはチョコチョコと更新し…、
そして、いつの間にか多くの方に来ていただけるようになったのが
あのサイトです。

ここ1年ほどの間は忙しさにかまけて半放置状態となっていましたが、
PC環境、ネット環境がサイト開設当時と大きく変わったこともあり、
それにあわせて今回全面的にリニューアルすることにしたのです。
…といっても、コンテンツの中身自体は以前のままですので、
常連の皆様はご安心を(笑)

ただ、多くの方との交流の場になったGuestBookは
なかなか管理が行き届かないため、一時お休みとさせていただきました。
本当はそのままにして、皆さんの声をお聞きしたいところですが、
それはまた、今後の楽しみにとっておくことにします。

よく書き込みをしてくださった方々は、今どうされているのでしょう?
ホテルのフロントで夜勤されていた方、
すっかり星好きになって、旅行先で見た星空など報告してくださった方、
中学〜高校と何年もまたいで遊びに来てくれていた男の子、
(多分もう「男の子」じゃないですね!)
そのほかにも大勢の方々と、楽しい交流をさせていただきました。
皆さんかわらず、星空を見上げていてくださっているとうれしいです。

(S)



   東京消防庁 来る!?
2007/05/21(Mon)

「先日の火災時における貴殿の消火活動に対し、東京消防庁から感謝状を進呈したいのだが・・・」

オフィスに東京消防庁から電話があったのは金曜日の午後のことだった。

ちょうど僕は外出中だったが、たまたま電話を受けたHは、
「多分受け取らないと思いますよ」
と答えたらしく、電話口で先方が大慌てになったらしい(笑)

結局、せっかくのご好意なので頂戴することにした。


夕方、オフィスのインターホンが鳴る。
正装された(帽子と制服)消防署の職員が三名。
手には漆塗りのトレーが・・・

(おっ!? いったい何が始まるんだ!?)

そして突如、わがオフィスはセレモニー会場と化してしまった。


感謝状が読み上げられ、高価な額縁とともに贈られた。

賞状をもらうなんて、卒業式以来だ(笑)

そして広報用にと写真をパチリ。
およそ10分間の出来事だった。

「ぜひオフィスの壁に飾って下さいね!」
とおっしゃっていたが、ありがたく人目のつかない場所に仕舞ったのはいうまでもない。

それにしても、通報後、瞬時に現場に駆けつけて消火活動をしてくださった方々から感謝状を贈られるというのは、なんだか不思議な気持ちだった。

他人の命を守るために命をかける仕事は、いろいろある。

でも、今の日本においては、自衛隊でも警察でも機動隊でもなく、任務遂行時における危険度は、消防庁がもっとも高いだろう。

彼らは、火の中に飛び込んでいくのだから。

そう思うと、感謝状を贈らなければならないのは、どう考えても僕らのほうだ。


僕は、消防庁の皆さんにこう言った。

「この度は本当にありがとうございました。すぐに駆けつけてくださった皆さんの姿を見たときには、本当に心強かったです!」

にっこりと笑いかけて、彼らは帰っていった。

それにしても、本当に恐縮することばかりの1週間だった。



   恐縮ですっ!
2007/05/18(Fri)

先日の火災から早くも1週間がすぎた。

実は、数日前、とても恐縮する出来事があった。

「突然うかがってしまって申し訳ありません。私は、下のフロアで会社をやっているものなんですが・・・」

同じビルの別のフロアで仕事をされている方が、突然オフィスを訪ねてこられたのだ。

お会いしたこともない方だったが、手には菓子折りを携えている。
一体なんだろう・・・?

「こちらの会社の方が、先日の火災で初期消火をしてくださったと管理人さんに聞きまして、どうしてもひとことお礼を申し上げたくて足を運んでしまいました」

とおっしゃるではないか!?

「もしもあなた方が初期消火をしてくれなかったら、今頃は我々は全てを失っていたかもしれない、そう思ったら恐怖でいてもたってもいられず、こうして訪ねてきてしまった次第です」

これには、心底恐縮してしまった。

もちろんその方は、今回の火災とは一切関係がないからだ。

でも、僕はこの方の気持ちが良くわかる。

僕自身が、真っ赤な炎を見たとき、同じ気持ちになったからだ。
現実とは思えないそのシチュエーション、それが次第に自分自身のこととして恐ろしいほどリアルな感覚となったからだ。

「もしかしてこのまま、全てを失ってしまうのかもしれない・・・」

感じたことない恐怖・・・。


その方は、ご丁寧に菓子折りを僕らにくださった。

「こんなもので本当に申し訳ないのですが、今度是非自宅で食事でもご馳走させていただきたいんです。」

僕はとても感動していた。

他人事としてしらんぷりすることが、あまりにも日常となっている時代。

人の心って、こんなにもやさしく温かく、そして純粋だったんだって、久しぶりに心が熱くなった。

その方のオフィスは、毎日深夜まで明かりが灯っている。

ウチもそうだが、電気による火災は、誰だって火元となる可能性がある。

僕らも、本当に気をつけなければと今回の火災で改めて感じた。


で、その方の自宅には押し掛けたのかって?

いえいえ、そこまで図々しくはなれませんよ!

でも、本当にうれしかった。



   オフィスのビルで火災!
2007/05/10(Thu)

それは今日の夕方のことだ。

CGルームでグラフィックの制作をしていると、突然天井のダウンライトがフラフラと明滅を始め、ワークステーションを接続しているUPS(無停電電源装置)が作動した。
そして次の瞬間、けたたましく火災報知機が鳴った。

普段なら、「またイタズラか故障だろう」とたいして気にもとめないのだが、今日は、なぜだか”虫の知らせ”がした。

すぐに廊下に出て、そのまま1Fへ階段を走る。
ビルの周囲を回りながら、どこかから煙が見えないかと確認して歩いていると、男性スタッフのHが降りてきて

「燃えています!4階の奥の住居が火事です!」
と言うではないか!?

(ナヌゥ!?!? 4階は僕らのオフィスのあるフロアじゃないか!?)

管理人室前に集まっていた人たちに火事であることをつたえると、僕らは4階まで階段を駆け登った。

そしてフロアの一番奥の部屋の前にたどり着く。
すでに窓越しに室内がオレンジ色の炎に包まれていた。

火を発見したのはスタッフのS嬢らしい。
S嬢は、119番へ電話をかけていた。

僕は、その部屋のドアを何度もたたき、インターホンを押し続けた。
室内に誰か残っていないかどうか確認するためだ。
返事は、・・・ない。

その間にも窓越しの炎は勢いを増していく。

急いで廊下の壁に掛けてある消火器を取りに行き、それを窓ガラスに何度もたたきつけながらガラスを割った。
しかしあいにくそのガラスは二重構造の強化ガラスだったため、ヒビは入るが・・・なかなか割れない!?

十数回たたきつけたところで、ようやく消火器が届くほどの穴が開き、煙が外に流れ始めた。

男性スタッフのHに、他の階からも消火器をかき集めてくるよう指示し、
躊躇なく消火器を炎に向けて発射した。

室内は薄暗く、中の様子はよくわからなかった。

最初の消火器で炎は少し小さくなった気がした。
ほどなくして、Hが合わせて3本の消火器をかき集めてきた。

すぐに2本目の消火器を発射。
しかし、激しい火花が飛び散るばかりで鎮火しない。
すぐに、電気コンセントまわりが発火原因だと推測できた。

何ともいえない匂いの煙で目がチカチカしはじめ、咳が止まらなくなる。

4本目でようやく火が小さくなった。

すぐにオフィスに戻り、重要な書類や印鑑などをかばんに詰め込み、スタッフたちにも自分の荷物だけもって避難するように伝える。

持ち出せる荷物は!? ・・・いろいろ考えたが、全部おいて出ることにした。

全員で外に出ると、ちょうど消防士たちと鉢合わせになった。
酸素ボンベを担いだ消防士たちが20名ほどいただろうか?
階段ホールから担ぎ上げてきた放水ホースが届かず、怒声が飛び交っていた。

すぐに警察や救急隊も駆けつけた。

やがて消防隊から無事に鎮火宣言が出された。
その後しばらくして僕は救急車で病院に搬送されることに。
有毒ガスや消火器の煙を吸った為だ。
嘔吐と咳が止まらず大変だったが、幸い大事には至らず、無事に帰還。

・・・そんなわけで今日はもうくたくただ。

火災の原因だが、倒れた電気スタンドに気がつかないまま住人が外出。電球が近くの布地に接していたため引火し、燃え広がった・・・らしい。


それにしても、今回はいろんなことが幸いした。

S嬢が最初にフロアの奥をたまたま確認しに行ったため、発見が早かったこと。

夕方の時間帯で、かつ北向きの暗い室内であったため、小さな炎にもかかわらず火災であることが認識できたこと。

僕らが躊躇なくガラスを割り、初期消火を行ったこと。

各フロアに消火器が複数台常備されていたため、続けざまに消化ができたこと。

ビルの火災報知機が正しく機能したこと。

そして何より、僕らが火災報知機のサイレンをイタズラや故障だと無視しないで、確認に飛び出たこと・・・だ。


初期消火が間に合ったおかげで大火災にならず本当によかったと、ホッと胸を撫で下ろしているところだ。

でも・・・、目の前で見たあのオレンジの炎の色は、忘れられない。
今思い返しても恐怖に体が震える思いだ。

誰一人怪我もせず(かくいう私は救急車で搬送されてしまったが)、みんな無事で本当によかった。

ひとまず今日は早く眠ろう・・・。

それにしても咳が止まらないぞ!



   吉祥寺のランチ事情
2007/05/07(Mon)

吉祥寺はランチに困らない街。

ちょっと裏路地に足を踏み入れれば、どんどん新しいお店を発見できる!

といいつつも、結局いつも行く店は決まったパターンなんだけどね(笑)。

この春は、”わらべ”というチェーン店で自然派バイキングをうたう和食の食べ放題にはまっていたり・・・。

http://www.rcjapan.com/warabe/

ランチ営業は、ドリンクバー込で1,580円と、ちょっと豪華だか、旬の食材を使った常時 50 品程度の和食料理が楽しめるがお気に入りだ。

(自然派バイキングかぁ、こりゃ身体にスンゲーいいじゃん!)

と自己暗示を掛けながら入店。
しかし店を出る頃にはとても一人では歩けないほど胃を膨らましている自分に、ちょっとブルーになったりして・・・(涙!)

それにしても、企業努力ってホント凄いよね。

・・・と企業リサーチをかねて今日も”わらべ”へと向う僕であった・・・。



   商品プロモーション
2007/04/10(Tue)

今日納品が完了した映像は、来週発売のとある新製品プロモーションビデオだ。

今週プレス発表があり、GWにかけて地上波やBS・CS、ラジオ、雑誌など複数の媒体で一気にCFが展開される予定。

新製品プロモ用のWebも現在製作中で、WebクリエイターのS嬢が格闘中だ(笑)。

今回は、CMの最後にWebサイトへの誘導キーワードを表示するため、WebもSEO対策が必要になる。

映像とWebは、企業のプロモーションにとってもはやきっても切り話せない関係。おかげで、仕掛け次第で非常に多彩な販促も可能になるわけだ。当然今回のWebでもCFやPVのストリーミングがおこなわれる。

それにしても、世の中どんどん新しいことが生み出される。
油断するとあっという間に浦島太郎になりかねない。

S嬢は、「脳の活性化をしとかなきゃね!」と、暇を見つけては漢字ドリルや計算ドリルなどを広げてストップウォッチ片手に必死に脳の皺を維持している様子。

それにしても漢字書けなくなったなぁ、俺・・・(涙)。



   素敵な残骸
2007/03/13(Tue)

半年間続いたプロジェクトの最終試写が行なわれた。

多くのスタッフと関係者の努力で、ようやくたどりついた最後のテーブルだ。

試写が終わり、クライアントから出た言葉は・・・

「シナリオが良かったねぇ」

このプロジェクトは、僕の提案でシナリオ作成に半分以上のスケジュールを割いた。多くの文献や資料に目を通し、各研究室も取材した僕らは、今やすっかりとある分野の”にわか専門家”だ。

専門的な知識が必要な映像作品は、いかに情報を租借できるかが鍵となる。

もちろんスタート時は、何も知らない素人だ。
そこから一気に情報を積み上げ、”にわか専門家”になるべく、小さな脳みそをフル回転させる。

知らないことを知ることは、たとえそれがどんなに難しい内容であっても、楽しい。学生時代、あれほどうっとおしかったはずなのに・・・だ。
その違いは、明らか。

学生時代は、何のために”それ”を知るのかがわからない。
必要性や必然性に納得できず、ただただ情報を頭に詰め込むだけ。
でも社会人は違う。”知ること”は、直接自分の生活の広がりにつながることを知っている。

僕らがそうして得た楽しみや興味のひとつひとつが、誰かに伝えるための映像作品へとかわっていく・・・。

ただし・・・”にわか専門家”の運命は、実に切ない。

積み上げたスピードを上回る速度で、頭の中から情報が消えていく運命にある。
大きな山が次第に崩れていき、やがてバラバラの残骸に成り果てる。

でも、僕にとっては、その残骸こそがもっとも大切なもの。

様々な分野の残骸が残っているということは、それらを再構築することで、さらに違った面白いカタチへと変化させることが可能だからだ。

最後に、ご忠告をひとつ。

今週、運悪く僕と出会ってしまった方には、もれなく数時間単位の燃料電池講座がついてくるので要注意!!!

さてと、あとはDVDのプレスを待つだけだ。



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