誕生日なのに自分の星座が見えません。どうしてですか?
一つ前の質問、星占いの星座はどうやって決められたの?でご説明したとおり、星占いに使われる誕生日の星座とは、もともと、その人が生まれたときに太陽が位置していた星座です。
誕生日の星座は、太陽と一緒に空に昇ってくる、つまり昼間に空に昇っているということになりますね。すると太陽の光にかき消されて、星座を見ることはできません。本来、誕生日の星座は、誕生日には見えないものなのです。
ただし実際には、誕生日の星座と太陽の位置は少しずれていますので、日が沈んだ直後の西の空に、その星座を見ることができる場合もあるでしょう。
とはいえ、いずれにしても、あまり見やすくはありません。
誕生日の星座が見られるのは、目安として、誕生日の3、4か月前の夜。そのころなら、夜、南の空に見やすいはずです。
8月中旬生まれの人を例に見てみましょう。星占いではしし座生まれになります。
8月中旬、しし座が南の空に昇るのは、太陽が明るい昼の時間です。
(図では、わかりやすいように星も表示しています)
4か月前の夜ならどう見えるか、クリックしてね。
8月中旬にしし座が南中する(南の空に一番高く昇る)のは、お昼過ぎ、太陽がさんさんと輝いている時間です。夕方には太陽とともに西に沈むので、夜は見ることができません。その4か月前・4月中旬なら、しし座は夜、南の空に見えますよ。
星座早見盤などで、自分の誕生日の星座が見える日時を確認してみてくださいね。