季節による違い

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夜に見える星座は、季節によって移り変わります。つまり、見たい星座があってもその時期に見えるかどうかわからないということ。よく聞かれるのが、星占いで使われる星座が、自分の誕生日に見られるかということ。実はこれは、大抵の場合見ることができないんです!(誕生日の星座は、誕生日の3,4ヶ月前の夜、南の空に見えています)
もし見たい星座があったら、その時期に見られるかどうかをまず調べてみましょう。

季節の星座?

よく春の星座、夏の星座・・・などという言葉が使われますよね。このページでも、星座を季節ごとにご紹介していますが、ではこの「季節の星座」とはどういうことなのでしょうか?

たとえば「春の星座」と呼ばれる星座は、春にしか見られないわけではありません。実際には、冬にも夏にも見ることはできるんですよ。ただし、それは夜半過ぎであったり、日が暮れた直後の短い時間であったり。見やすい時間には見られないのです。

季節の星座とは、3,4,5月を春、6,7,8月を夏…というように分けた場合、その時期の20時(夜8時)〜0時頃に南の方に見られる星座と覚えておけばよいでしょう。
ただし、星座は季節ごと・時間ごとに東から西へ移り変わっていきますので、同じ春の星座でも、3月に見られるのは夜遅く、5月に見られるのは比較的早い時間になります。

でも実際には、例えば春の星座といっても、位置的には冬の星座に近いものもありますし、境目の星座の分け方は、人によってまちまちだったりもするんです。なんだかややこしいですね。
まあ、よくわからなくても、星座早見盤や「今月の星空」で見える星座を確認すれば、全然問題ないですよ!…って、いいかげんな解説だなあ(汗)

ちなみにこのページで「春の星空」としてご紹介している星座の配置は、書籍やプラネタリウムなどで「春の星空」とされる、赤経12時の空。日時にすると、4月15日の22時(夜10時)頃のものです。同じ配置が見られるのは、3月15日なら0時、5月15日なら20時ということになります。