超高感度撮影テクニック
Bioluminescent Bay〜真夜中の青い海を撮る〜その5』
映像プロデューサー:竹本宗一郎(ZERO CORPORATION)
新月の夜に
青く光る海「Bioluminescent Bay」で最も神秘的だった光景のひとつ、それは魚影だ。
ボートが進むと魚たちは一斉に逃げはじめる。その魚影は、無数の青い光の帯となって四方八方へと散らばっていくのだ。
ディレクターが、まるで海面を流れる青い流星のようだと表現するほど、それは神秘的で美しい光景だった。その様子もNC-R550nは見事映像化に成功している。
魚の動きは非常に速く、スローシャッターのカメラでは決して表現できないシチュエーションだ。フルレートで撮影可能なNC-R550nの並外れた超高感度特性によって、はじめて可視化できる映像だった。
また星空と同時にピロディニウムの青い光をとらえることも挑戦した。
満天の星空からパンダウンすると、海面には青く輝く光のトレール…。
NC-R550nのレンズを通して現れるその映像に、TVクルーはもちろん地元の人々も驚きを隠すことができなかった。
◇ このコンテンツは「スーパー超高感度カメラNC-R550aシリーズ」のウェブサイトに掲載されたものです。なおNC-R550aシリーズは2013年8月末を持ちまして販売を終了いたしました。