4月の星空
入学、進級、就職など、4月は新しい生活が始まる方も多い時期ですね。夜空もいよいよ春本番、春の星座たちが主役になっていますよ!
4月の星図(東京)
ほぼ同じ星空が見える時刻(月・惑星は除く) 1日:22時頃/15日:21時頃/30日:20時頃
星図に示した時間には、ぎらぎらと明るい冬の星座たちは西に沈みかけ、かわって百獣の王ライオンをかたどったしし座が南中しています。この星座が南の空に駆け上ると、いよいよ春本番という気がします!
しし座のデネボラ、うしかい座のアークトゥルス、おとめ座のスピカからなる春の大三角も南の空に見えていますね。
しかしこの大三角は、三つの星がすべて1等星の夏の大三角・冬の大三角とは違い、デネボラは2等星。スピカは1等星とはいえ、やや控えめな印象で、夜空を見上げても、パッと目に入りません。オレンジに輝くアークトゥルス以外は少し見つけにくいかも。
そんなときは、北斗七星の柄のカーブを伸ばす春の大曲線を使って、スピカを探してみてくださいね。(おとめ座参照)