11月の星空
この時期になると、北国からは雪の便りが届き、年賀状も発売され、「ぐずぐずしている間にもう冬ですよ~」という雰囲気が漂ってきます(笑)。それと同時に東京は晴れる夜が多くなり、星がきれいなのはいいけど寒い!という感じに。星を見に出かけるときにはガッチリ冬支度で!
11月の星図(東京)
ほぼ同じ星空が見える時刻(月・惑星は除く) 1日:22時頃/15日:21時頃/30日:20時頃
さて、夜空の星も本格的に冬支度です。星図に示した時間、東の空には冬の王者オリオン座が姿を見せはじめました。その風格たるや、他の追随を許さない堂々たるものですが…
でも、ちょっと待って。南~北の空では、エチオピア王家の星座たちが、皆さんが見てくれるのをひっそりと待っているんです!華やかな冬の星座に目を奪われてしまいがちですが、この機会に、秋の星座たちも見てあげてくださいね。
秋の四辺形(ペガスス座)はもうバッチリ探せますよね! そこからアルファベットのAのように星をつないだアンドロメダ座、アンドロメダの足元で「人」の字形に並んだペルセウス座、 アンドロメダを襲おうとして退治されたくじら座、そして頭の上のほうにはカシオペヤ座。もひとつがんばってケフェウス座も探してみましょうか。
ペガスス座とカシオペヤ座以外はちょっと(?)わかりにくい星座たちかもしれませんが、それをゆっくり探してみるのも、秋の夜長にはいいかもしれませんね。