12月の星空
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冬でも比較的暖かい東京でも、11月から12月にかけて一気に冬めいて来るころは、体が寒さになれずなかなかツラいものです。それと同時に、東京付近は晴れる日が多く、星が見やすいシーズンに入ります!星を見に行く際には、防寒をばっちりしてお出かけくださいね。
12月の星図(東京)
ほぼ同じ星空が見える時刻(月は除く) : 1日 22時頃/15日 21時頃/28日 20時頃
星図に示した時間、いよいよ冬の一等星たちが東の空に勢ぞろいしてます。
ぎょしゃ座のカペラ、おうし座のアルデバラン、オリオン座のリゲル、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオン、そしてふたご座のポルックスをつなぐと大きな六角形になりますよね!一体誰が名づけたのか、これを冬の大六角形ともしくは冬のダイヤモンド呼んでいます。ん〜、ダイヤモンドにしては、ちょっといびつですが・・・でもまあ、冬の星空のゴージャスな雰囲気が出た呼び名ですよね!でも私はどちらかというと本物のダイヤのほうが…ムニャムニャ…
一方南の空は明るい星もなく寂しい感じに見えるかもしれません。星図の時間は、ここにはエリダヌス座が位置しています。本州からは見えませんが、沖縄あたりではこの星座の南端にアケルナルという一等星が見えるはずです。そしてその西側にはくじら座が、後ずさりするような感じで見えていますね。これから徐々に西に傾き、冬の星座に主役を明渡すことになります。
なお今月中頃にはふたご座流星群が見られます。観測する際には、くれぐれも厳重な防寒を!