北斗七星とカシオペヤ座
星座が見える位置は、時間や季節とともに移り変わります。これは、地球の自転や公転のため。地球の運動によって、南の空は季節ごとに違った星座で彩られます。
でも、北の空の星には、一年中見えているものも多いんですよ。
たとえば北極星は常に北の空に見えるため、方角の目印になっていますね。そして、方角を知る手がかりにした北斗七星やカシオペヤ座もそう。東京付近ではほぼ一年中、北の空に見ることができるんです!
では、季節ごとにどんな風に見えるのか、下の図で確かめてみましょう。
見たい季節のボタンを押してみてね
いかがですか?北極星は、ほとんど動かずに同じ位置にいましたね。そして、北斗七星やカシオペヤ座は、北極星の周りを回っているように見えます。
このように、北極星(南半球の場合は天の南極)の周りを巡ってを沈まない星を周極星と呼びます。
北斗七星とカシオペヤ座は、ほぼ1年を通して見ることができます。春の星、秋の星座とだけ考えず、一年中大いに活用してくださいね!